「シェイクスピアと私」について! 浦井健治、小野絢子、米沢唯が語る

浦井健治(新国立劇場演劇「ヘンリー六世」主演)

Q.もし目の前にシェイクスピアがいたら?

「シェイクスピアさんの声がどんな声だったのか聞いてみたいです」

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浦井健治

今回『ヘンリー四世』で僕が演じる皇太子ヘンリーは、以前やったヘンリー六世と同じ血が流れているとは思えないほど、まったく異なる人物。王になっていく成長過程でずっと葛藤していて、善悪ではないフラストレーションがあるんです。フォールスタッフから感じる人間の熱気も善悪から出るエネルギーではなく、人間との交わりで輝くエネルギー。皇太子ヘンリーも無意識のうちに学んでいると感じます。『ヘンリー六世』からの7年の蓄積を活かし、がんばります!

 

浦井健治一分間インタビュー「シェイクスピア」

 

小野絢子(新国立劇場バレエ団プリンシパル)

Q.もし目の前にシェイクスピアがいたら?

「絶望しかないジュリエットに、せめて、何か救いを!」

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小野絢子

シェイクスピアほど人間を深く掘り下げた人はいないんじゃないでしょうか。たとえば『ヴェニスの商人』のポーシャだったら、みんなは気づいていないけど、実は賢い女性だとわかったり、人間のあらゆる面をみせてくれるところがすごい。それと『お気に召すまま』の「この世はすべて舞台で、男も女もその役者に過ぎない」という台詞も奥が深いですよね。人生の主役は自分で、生きていること自体が演じていることという含みも感じます。

 

小野絢子「シェイクスピア」インタビュー動画

 

米沢 唯(新国立劇場バレエ団プリンシパル)

Q.もし目の前にシェイクスピアがいたら?

「この時代に作品を書くなら、どんな作品を書きますか?」

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米沢 唯

バレエでシェイクスピア作品を演じるということは、あの戯曲の素晴らしい「ことば」に頼れないということです。言葉になる前の感情をどう表現するか。数百年経っても変わらない、人間の根源的な「悲しみ」と、この世の幸せ不幸せの賑々しさを、踊れたらなと思います。

 

バレエ団・米沢唯「シェイクスピア」インタビュー動画

 

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